
白山の麓で、
山と共に生きる暮らしが残る場所
石川県白山市、白峰。
白山の麓にあるこの小さな山村は、
コンビニもなく、
いつでも欲しいものが手に入る
場所ではありません。
人々は、知恵と技を育みながら
白山と共に暮らしています。
山を歩き、食を味わい、
豪雪とたくましく遊び、
古民家宿で休み、
そこに暮らす人々と話す。
そうした時間の中で、
「人間らしさ」や、
「自分と自然とのつながり」を
感じる方もいるかもしれません。
「山があるから、生きている」
人々の心に根付いてきた、
日本の山村の生き方が、ここにあります。

奥山のくらし
白峰には、いにしえより
「出作り」という生活文化があり、
白山の奥山で焼畑や炭焼きをしながら
家族で暮らしていました。
奥山人は里よりも自然の恵みに近く、
かつ厳しい自然環境のなかで暮らしながら、
限られた資源を次の世代へつなぐ
生き方を続けてきました。
山に雪が積もると、
森の茂みは真っ白な雪原となり、
奥山人はかんじきを履いて、
どこまでも歩いて行けたといいます。

村の暮らし
出作りの奥山暮らしの麓には、村がありました。
発祥は明確ではありませんが、
16世紀半ばには養蚕が普及し、
1階が生活の場、2階が養蚕場、
3階は物置き、といった
3階建ての家屋が建ち並びました。
そのまち並みは、
重要伝統的建造物群保存地区として
いまもその面影を残しています。
また、浄土真宗の信仰が厚く、
人口600人のまちに
5つのお寺があります。
そのうちの1つ「林西寺」には、
かつて白山にあった「下山仏」が
安置されています。
白山しらみね自然学校について

NPO法人白山しらみね自然学校は、白峰地域で活動しているまちづくり・ガイド団体です。対象は個人、グループ、大人、子供問わず、ツーリズムを通した白峰地域の文化保存、継承に取り組んでいます。
【主な活動】
- 白山国立公園での登山ガイド、自然ガイド
- 白峰重要伝統的建造物群保存地区まち歩きガイド
- 焼畑・わさび田などの生活文化体験
- 白峰地域での過ごし方や旅のコーディネート
地元住民が、白峰を訪れる人々の旅のサポートをします。白峰を訪れる人々が、暮らしや自然に触れ、学びや気づきを得る場所になれば幸いです。




