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豆腐は「堅い」??

執筆者の写真: 白山しらみね自然学校 特定非営利活動法人
白山しらみね自然学校 特定非営利活動法人
8月1日
読了時間: 2分

更新日:9月9日

白峰堅豆腐とわさび


豆腐は中国発祥の食べ物で、奈良時代に仏教と共に日本へ伝わったというのが一説です。最初は貴族や僧侶など、限られた人々の食べ物でしたが、江戸時代になると庶民の間にも広まり、豆腐屋も増えていきました。

豆腐といえば柔らかい食べ物の代表格ですが、元々は堅かったのだそうです。時を経て日本各地で、土地の気候や食文化、人々の好みに合わせ豆腐も変化していきました。京都では、なめらかな口当たりの「京豆腐」が広まり、沖縄では水分が少なく、しっかりとした「島豆腐」がおなじみです。高知の山間部にも、堅いタイプの地豆腐があり、また岐阜には「石豆腐」、徳島の祖谷地方にはその名も「岩豆腐」が。もはや、今のソフトなイメージとは真逆です。

こうした地域による豆腐の違いは、水や気候などの自然条件、料理方法、保存の知恵などの条件が重なり合い、形づくられてきたと考えられます。ここ白峰でも「堅豆腐」が食べ継がれてきました。現在人口600人弱の小さなまちに豆腐屋さんが3軒ある事からも、堅豆腐が地元の大切な食材であることがわかります。大豆の味が濃い堅豆腐は刺身にして、わさび醤油で食べるのが定番。また、醤油味で煮しめた「豆腐田楽」は、お酒のお供に食べると最高で、1日の山仕事を終えた人々の楽しみの一つだったそうです。

そう考えると、日本各地でその地域の豆腐を食べる度に、それぞれのストーリーや歴史に出会えるのかも知れません。

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